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北朝鮮はクウォルサンのスンデ専門店!

こんにちは!ソウルナビです。今日は23年伝統のスンデ(豚の腸詰め)とチョッパル(豚足)の専門店、「クウォルサン(九月山)」をご紹介しましょう!場所は学生の街、新村(シンチョン)の駅から徒歩約2分!留学生の方でこの辺に住んでらっしゃる方なら、ご存知の方も多いと思います。駅前の現代デパートの横通りを歩いていくと、窓越しにチョッパル(豚足)が見えるお店、そこです!こちらは先代(現在お店の社長さんのお父さん)が北朝鮮出身の方で、もともと「北朝鮮の料理」として知られるスンデの「本場の味」を韓国で再現したのが始まり。その後チョッパルなどのメニューも加わり、親子2代に渡って20年以上!地元の人に親しまれてきたお店です。さっそく、お店へお邪魔してみましょう!
夕方からは地元客でいっぱいに!
スンデ、チョッパルというと、やっぱりお酒にぴったりの料理。お昼は軽くスンデクッパッを食べていく人が多いけれど(昼間から一杯やっている方もいますが・・・)、夕方ぐらいからは地元の学生さんはもちろん、周辺の会社員などの一杯客でワイワイガヤガヤ盛り上がっているんですョ。お店は1階がテーブル席、2階はお座敷。思ったより広くて、20~30人の団体でも大丈夫(^-^)

さっそく!お料理をご紹介しましょう。

○クウォルサン・ワンスンデ・モドゥム(九月山の王豚の腸詰め盛り合わせ)
まずはスンデ盛り合わせから。わわわぁ・・・スンデにレバーに頭のお肉、そしてヒダヒダ系(!)のものが一皿に盛られてテーブルに。では、1つずつお味見~。
・スンデ
毎日お店で作っている手作りスンデは、街の屋台で売ってる赤紫の春雨入りスンデとは違い、太くて中の具がぎっしり!具体的にはソンジ(血)、豆腐、スッジュ(緑豆)、大根、白菜キムチ、大根葉、ごまの葉、ごま油などなど30種以上の材料が詰め込まれています。見た目はちょっと微妙な感じですが、ビタミンBと鉄分、蛋白質が豊富な料理なんですョ。味付けはコショウのスパイシーさが強く、豚特有の匂いもそんなに気にならない感じ。
こちらのスンデの特徴は淡白なお味。普通はスンデの中にもち米を使うけれど、こちらはお米を使ってシンプルな味に仕上げているとか。これは「クウォルサン」の社長さんが長い間スンデを研究した末に開発したもの。もち米を入れるとモチモチ感が多い分、食べているうちに飽きてしまうからだとか。また足りない弾力を補うために、普通大腸を使うところ、豚1頭から30cmしか取れないという厚みのあるマクチャン(盲腸)を使うんだそう。だから、こちらのスンデは太くて皮が厚かったんですねぇ。

・ カン(レパー)
屋台でも「スンデとカン(レバー)をソッコソジュセヨ!(混ぜて下さい!)」と言うと出してくれますが、こちらは盛り合わせに入っています。ここのレバーも屋台と一緒でしっかり蒸されているからちょっと締まり気味。でも味は屋台より独特のコッテリ具合が上品で、クサミも少なめ!
・ モリコギ(頭肉)
モリコギ(頭の肉)というだけあって、頭のある部位を茹でたものが盛られています。たとえば頬や耳のお肉。沖縄では豚の耳を使った料理がありますが、日本ではあまり食べない部分ですよね。これをエビの塩辛に付けていただきます。頬のお肉は見たままの淡白な茹で肉ですが、耳は弾力があり、お酒の肴として合いそうな感じ。
・ ジャン(腸)
ひだひだしてる部位は、かなりの弾力であごが疲れる系!でもお酒のおかずにはぴったりかも。噛めば噛むほど甘味がでる感じ。

○チョッパル(豚足)
スンデとともに人気のメニューがチョッパル(豚足)。ガラス越しに外からも見える肉の塊がこれです!お店に入る前から漂ってくるなんとも言えない香りも、実はこれからきているんです。チョッパルの調理法は豚の足を煮るんですが、こちらの味の秘訣はなんといってもオープン以来、一度も作り変えたことがない!という茹で汁。スープに野菜などの材料を継ぎ足して、毎日チョッパルを煮つづけてきたそう。この濃厚なスープが「クウォルサン」ならではの深い味わいのチョッパルを作りだすというワケ。
普通は前足と後足を混ぜて出すお店がほとんどですが、こちらは始めから2つに分かれています。前足は皮と肉の部分が均等にくっ付いていて味もよく食べやすい方。だから、お値段も少し高め。一方、後足は皮の固まり部分があり、少し食べにくいもののお値段も少しお手頃になっています。
<リアルな感じですが・・・太い方が前足> <リアルな感じですが・・・太い方が前足>

<リアルな感じですが・・・太い方が前足>


○ネンチェチョッパル(冷菜豚足)
これはプサンの名物料理で、豚足のスライスにクラゲ、キュウリなどを添えて、醤油ベースのさっぱりとしたソースをかけて食べるもの。ソウルでは見たことがなかったんですが、プサンの豚足屋さんに行くと必ず置いてあるメニューでもあり。そのネンチェチョッパルをソウルでと、プサン出身のお店の社長さんがこのたび新しく開発したそう。いただいてみると、プサンとはちょっと違います。お肉はプサンでは豚足をそのまま使うんですが、こちらでは特にゼラチン質の部分を薄~くスライス、ソースも甘さがちょっと強めかな。また、プサンではカラシもふんだんに使われていましたが、こちらは日本の冷やし中華のようなお味。でも、夏の食欲のないときにはぴったりかも。テリーヌ風のコラーゲンの塊!ともいえるこの料理、美容と健康にもよいメニュー。

○スンデクッパッ!
ここのメニュ−の中で、チョッパルとスンデの次に忘れてならない人気メニューがスンデクッパッ(スンデ入りのスープご飯)!値段もお手ごろで、昼ご飯に気軽に食べられるメニューです。スープはチョッパル(豚足)を茹でたもの、その中にスンデや内臓系がゴロゴロ入っています。まずひとまぜすると、中に唐辛子やニンニクなど薬味のかたまりにあたるので、辛い味好きの方はこれを混ぜて唐辛子色のピリ辛スンデクッパッを、そして辛いものが苦手な方は味見をしながら調節してください。味は胡椒がかなり利いていて、とってもスパイシー。スンデはやわらかいですが、内蔵系は頑張って噛んでください。
昔は店名が「シンチョンカクトゥギ(新村大根キムチ)」だった!
スンデを頼んでもチョッパルを頼んでも出てくるおかずセットが、カクトゥギ(カクテギ、大根のキムチ)、コッチョリキムチ(白菜の当座漬け)、サラダ、そしてプッコチュ(青唐辛子)とニンニクのスライス。その中でも地元の人に人気なのが「カクトゥギ」。さっぱりとした酸味がスンデとチョッパルにぴったり!と口コミで広がり、実はお店の名前を「クウォルサン」と正式に決めるまでは、カクトゥギのうまい店=「新村カクトゥギ」といわれていたとか。また夏限定で出されるヨルムキムチ(大根の葉のキムチ)も格別らしいですよ!
ちなみに「クウォルサン(九月山)」とは高麗時代、仏教の中心地として栄えた北朝鮮の山の名前。社長がそのクウォルサン(九月山)出身ということで、「新村カクトゥギ」から正式にお店の名前を「クウォルサン(九月山)」にしたんだとか。この23年伝統の「北朝鮮式スンデ」、濃厚なスープで茹でた「チョッパル(豚足)」、そしてソウルではなかなか食べられない釜山名物「冷菜豚足」!一度トライしてみてはいかがでしょうか?以上、ソウルナビでした。

記事登録日:2006-06-16

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    十勝大輔

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主なメニュー

単位:ウォン

イチオシ

クウォルサンモドゥム

クウォルサン盛り合わせ

구워산모듬

(豚足・豚の腸詰め・ゆで豚包み)
40000

イチオシ

ワンチョッサム

特大豚の足包み

왕족쌈

32000

イチオシ

ワンチョッパル

特大豚足

왕족발

(前足)25000

イチオシ

ワンポッサム

特大ポッサム

왕보쌈

(大)32000
(中)26000
(小)20000

イチオシ

クウォルサンワンスンデ

「クウォルサン」特大豚の腸詰め

구월산왕순대

(大)21000
(小)18000

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2003-04-25

スポット更新日:2012-06-11

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