本当においしいカルグクスはダシが違う!
こんにちは、ソウルナビです。カルグクスって意外と日本人に人気があるんですよねぇ~。お店もいっぱいあるし、でも有名なお店はみんな行っちゃったし、どこか他においしいカルグクスのお店で穴場のところはないかしらん?!とそろそろどこからかそんな声が聞こえそう。そんな時にナビが地元の人から聞きつけたオススメなお店を発見してしまいました!では、行ってみましょう!!
そのお店とは?大学路(テハンノ)のある恵化(フェファ)駅から徒歩5分。恵化洞(フェファドン)ロータリーの小道を入ったところにある「恵化(ヘファ)カルグクス!」1979年にオープンしたとあって、思わず通り過ぎてしまいそうなお店の外見と入口。中は庶民的な造りでくつろいで食べれる空間になっていました。1Fと地下で100席、別館に40席ありますが、平日は1日に200~300、週末は400~500杯(!)も出るお店なので、入れないこともしばしばあるそうです。
そんなに人気のカルグクスとは?!
どこのカルグクスよりもスープの色が白い!麺はコシのある手打ち麺で、均等に切られています。そしてヒトクチ食べてみると、今までのカルグクスとは味が全然違います!深いコクがあるっていうか、日本のラーメンみたいな、無性に止まらない味なのです。普通のカルグクスのスープは鶏、海産物などをダシに使うけど、ここは今までに食べたことのない味で、このスープに秘密がありそう。この味を知らない人はもったいないっ!!!
スープの秘密!!社長さんにお伺いしました。「ここでは牛骨、牛肉を丸一日24時間煮込んだものをダシで使っているから深いコクを出せるし、麺も大豆の粉を混ぜた小麦粉を使っているので香ばしくできているんですよ」とのこと。だから、日本のラーメンのような、どうしても食べたくて食べたら止まらなくなる魅力の味ができているんですね。また、「以前は、日本人観光客の団体がバスを乗り付けて食べに来てましたし、そのお客様は韓国に来るたびにここを思い出して食べに来てくれますよ」とリピーターも多いとのこと。わかります!!!
キムチの役割
おいしさを2倍に引き立てるキムチがこれ。もちろんキムチはこちらの手作りです。出てくるのは普通のキムチとニラを塩漬けした大根とニラのキムチ。そもそもキムチをカルグクスのスープに入れて食べるから、だんだんスープの色が赤くなるのがカルグクス。でも、この大根とニラのキムチはちょっとしょっぱいけど、一口食べただけでカルグクスを3口くらい食べれるような、カルグクスのおいしさをより一層引き立てる役割でしてくれています。
隣のお客様の話
「ソウル大病院が近いから、病院へ来るたびにここで食べてるのよ!ココのカルグクスが韓国一よ!キムチも昔の味で、ソウルではこの味のキムチを出してくれる店はもう無いし、まろやかでコクの深いスープとコシのある麺を楽しみながら、そのあいだにちょっとずつしょっぱくてピリッとしたキムチを食べたら、キムチとカルグクスの味のハーモニーが最高よ!」(自信満々に)
いやぁ、素朴なカルグクスなのに、本当に久しぶりにおいしいものを食べた!って感じです。この味を文と写真だけで伝えるのは難しい!!でも、絶対後悔させません。この味を皆さんに是非味わって欲しいです。大学路=カフェや演劇だけど、これからは大学路=恵化カルグクス!!!以上、「恵化カルグクス」よりソウルナビがお伝えしました。